SOSを発信できない人たちへの支援 ~ひきこもりを取り巻く孤立・困窮について考える~
問題を抱える家族が社会資源と繋がったからといってすぐに解決へ進んでいくかというと、それはそれで大きなハードルがあります。簡単に言えばひきこもり状態の本人による「他者と関わりたくない」という感情です。
具体的なサポートを進めるにあたり、本人が前向きな感情を持てないことには先へ進みません。しかし、実際の現場では本人とコンタクトを取る段階で躓いていることがほとんどではないでしょうか。ひきこもりはよく関係性の問題だといわれます。たしかに、アセスメントを取ると本人を取り巻く周辺の人との間に何かしらの課題を抱えている場合が多いです。
それゆえ、初期段階での関係性構築が難しいのだと思います。この段階で支える関係者に何ができるのかを、家族・当事者の方を含めた来場者の皆さんで話し合う場にしたいと考えています。
開催日時
2020年2月8日(土)13:30~16:30
13:30 開始・主催者挨拶
13:35 プログラム説明
13:45 岸恵美子氏講演「セルフネグレクトの観点から」
14:15 目良宣子氏講演「実践から見える支援の在り方」
14:45 休憩
15:00 シンポジウム(岸先生、目良先生、水鳥美雪、司会:山田孝介)
16:30 終了
会場
オフィスパーク 栄 CHUTOホール会議室 4003
名古屋市中区栄4丁目16番29号中統奨学館ビル
(地下鉄「栄」駅13番出口 徒歩5分/地下鉄「矢場町」駅1番出口 徒歩3分)
講師
・岸恵美子(東洋大学教授)
・目良宣子(山陽学園大学教授)
・水鳥美雪(名古屋市暮らし自立サポートセンター大曾根)
司会:山田孝介(特定非営利活動法人オレンジの会代表理事)
定員:120人
参加費:どなたも無料です
申込
℡:052-910-3133 (名古屋市北区基幹相談支援センター内)